歯の治療の歴史

歯科 治療する男性の横顔

歯に関するトラブルは近年になって発生したのではなく、古来より存在していました。従って、古来より歯の治療は行われており、それ故、歯医者も古来より存在していました。 ただ、当時の歯の治療は、およそ治療と言えるものではなく、ほとんどが抜歯でした。その抜歯を行う専門家が、歯医者だったのです。ただ、抜歯は、今では考えられないことですが、床屋でも行っていました。さすがに床屋の抜歯は質の悪いものだったようですが、それでも、床屋でも抜歯を行っている以上、当時の歯医者の存在価値は低かったと言えるでしょう。 抜歯ではない、しっかりとした歯の治療が行われるようになったのは、1700年代になってからです。そして、現代に通じる歯の治療が行われるようになったのは1800年代のこととなります。

それ以来、歯の治療は進化し続けています。従来より良い結果が得られるのはもちろんのこと、治療時の患者にかかる負担も、以前に比べれば格段に軽減されています。 歯医者には、少なからず怖いというイメージがあることでしょう。その理由は、歯の治療は痛いというイメージがあるからでしょう。しかし、現在は、歯医者によってではありますが、無痛治療というものも行われています。 また、歯の矯正治療は昔からあるのですが、歯の矯正治療でネックとなっていたのが、目立ちすぎる矯正装置を付けなければならないことでした。しかし、現在では目立たない、見えない矯正装置が開発され、使用されています。 そして、従来ではなかった治療も存在しています。1980年代からは歯を失っても歯を失う前の状態を遜色なく再現できるインプラント治療が普及しましたし、1990年代には歯の見た目に特化した治療を行う審美歯科がスタートしました。 このように歯の治療は素晴らしい進化を遂げていますし、今後も更に進化することでしょう。そうなれば歯医者は、もっと身近な存在になることでしょう。